海外電気事業短信

ノルウェー・ドイツ:ノルウェーとドイツを結ぶ国際連系線が運用開始

2021-05-28
  • 欧州
  • 環境・再エネ

エネルギー情報誌は2021年5月28日、ノルウェーとドイツを結ぶ国際連系線の運用開始に伴うセレモニーが、両国首相が参加してオンラインで開催されたと報じた。NordLinkと呼ばれる送電線は長さ623km、送電容量140万kWの直流送電線で、交流変換後にノルウェー、ドイツの電力系統と接続する。本事業はノルウェーのTSOであるStatnett SFが50%出資し、残りの50%はドイツとオランダで送電事業を行うTenneTとドイツの開発銀行KfWのJVが出資している。NordLinkの運用開始により、水力が豊富なノルウェーと風力発電が多いドイツ北部を連系することになり、再生可能エネルギーの活用が促進されることになる。ノルウェーはオランダと70万kWの連系線と、デンマークとは4本の連系線(合計容量170万kW)と接続しており、2021年後半には英国とも接続する予定である。StatnettのHilde Tonne CEOは、今回の送電線接続により、我々は欧州における再エネのハブとなり、さらに洋上風力の活用が可能になると話している。