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オランダ:政府が風力、太陽光発電の抑制のための「標準契約」を承認

2024-03-26
  • 欧州
  • エネルギー一般・政策

エネルギー情報誌は2024年3月26日、オランダ政府が系統混雑時に風力、太陽光発電の出力を抑制するための標準契約を承認したと報じた。消費市場庁(ACM)が「容量制限契約」を承認したもので、系統運用者と発電事業間の標準的な契約条件を示し、系統混雑時に発電事業者が得る補償の算定式を提示、短期間で契約合意が成立することを目指したものである。ACMは、同契約を2年間の試用期間を経て承認しており、標準的な契約を提示することで、風力や太陽光発電プロジェクトが早期に事業化できると期待している。一方でACMは、混雑発生時の抑制量に対する補償の具体的な算定には不明確な点も残っているため、発電事業者が本契約と異なる契約を希望すれば、事業化に要する期間が長期化すると懸念を示した。