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ノルウェー:初めての入札でJERA子会社が参加するJVが落札
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- 2024-03-22
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- 欧州
- エネルギー一般・政策
エネルギー情報誌は2024年3月22日、ノルウェーで初めてとなる洋上風力発電事業の入札結果が明らかになり、ベルギーの洋上風力発電デベロッパーParkwindとスウェーデンの家具販売イケアを傘下に持つIngka Investmentsの共同事業体が落札したと報じた。Parkwindは2023年3月にJERAの100%子会社となっている。入札の対象となったのはSørlige Nordsjø IIと呼ばれる北海海域で、発電出力150万kWの着床式事業が実施される。同国は差額決済契約(CfD)方式での支援を行う計画で、落札価格は1.15ノルウェー・クローネ/kWh(約16.2円/kWh)。今回の入札は2023年3月に開始され、2024年2月に事前審査を通過した事業者6社が公表されたが、実際に応札したのは2社のみとされる。なお、本入札と同時に手続きを始めた浮体式事業海域(Utsira Nord、500万kW×3カ所)の入札は、欧州委員会の国家補助承認手続きの遅れにより、2025年まで最終結果の公表が遅れることになった。ノルウェーは2040年までに洋上風力発電事業に3,000万kW相当の海域を割り当てる計画である。
