海外電気事業短信
ドイツ・米国:Meyer Burger、欧州最大の太陽光モジュール工場を閉鎖
- 海外電力調査会 トップ
- 世界の電気事業の動き
- 海外電気事業短信
- ドイツ・米国:Meyer Burger、欧州最大の太陽光モジュール工場を閉鎖
- 2024-01-17
-
- 北米
- 環境・再エネ
スイスの太陽電池技術メーカーMeyer Burgerは2024年1月17日、米国での製造拠点拡大に注力するため、ドイツ・フライベルクの太陽光モジュール工場を閉鎖する計画であることを明らかにした。欧州大で公正な競争環境を整備するための施策が導入されない限り、2024年2月に最終的な判断を下し、早ければ同年4月に工場を閉鎖するという。欧州の太陽電池市場は、中国における製造能力の急増や米国・インドにおける中国製品の輸入制限の影響を受け、著しい供給過剰に陥っている。Meyer Burgerは現状、360 MWのモジュール在庫を抱え、2023年通期決算では売上高が1億3,500万CHF(スイスフラン、約224億1,000万円)、EBITDAはマイナス1億2,600万CHF(約209億1,600万円)となる見通し。他方、米国はインフレ抑制法(IRA)による税額控除や安定したコスト基盤により魅力的な市場であり、現在の受注状況から2026年には2億5,000万CHF(約415億円)のEBITDA創出が可能であるとしている。同社は2023年7月、米国コロラド州に太陽電池工場(年間製造能力200万kW)を建設する計画を発表している。
