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米国:Plus PowerのBESSがハワイの石炭火力発電の代替に貢献

2024-01-11
  • 北米
  • 電気事業一般・経営

米国のバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)開発会社のPlus Powerは2024年1月11日、ハワイのオアフ島での送電網の安定性に貢献するBESSの運開を発表した。運開したBESSはTesla社製のリチウムイオン電池158個で構成され、エネルギー容量は185MW/565MWh。その内135MW/540MWhをエネルギー供給、50MW/25MWhを周波数調整に利用する他、仮想慣性、ブラックスタート機能を備えている。同設備は2022年9月に閉鎖したAES石炭火力発電所(定格出力180MW)の発電設備容量を代替し、オアフ島に電力を供給する。ハワイ州最大の電気事業者であるハワイ電力(HECO:Hawaiian Electric Company)の試算によると、BESSの導入によって20年間の契約期間にわたって顧客の電気代を月平均0.28ドル削減できるという。