海外電気事業短信

米国:国内ピーク需要は今後5年間で38GW増加の見込、製造業・DCが牽引

2023-12-12
  • 北米
  • エネルギー一般・政策

米国電力セクターのコンサルティング会社であるGrid Strategies社(本社:ワシントンD.C.)は2023年12月12日、2028年における国内電力のピーク需要見込みを発表した。本レポートで同社は5年後のピーク需要について、2023年の814GWから38GW増加し、852GW(+4.7%)に達するとの分析結果を示している。分析にあたっては、50州およびワシントンD.C.の需給調整機関が毎年連邦エネルギー規制委員会(FERC)に提出する年次計画報告書の数値やデータが活用されており、同社によれば需要予測を全国規模でまとめた初めてのものであるという。需要増加の主な要因としては、2022年8月に成立した国内半導体製造促進のための法律(CHIPS and Science Act)やAIへの関心の高まりなどにより、製造業やデータセンターへの投資が進んでいることを挙げた。