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米国:NYISO、2025年以降の供給力不足のためガス火力発電所の廃止を延期
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- 2023-11-20
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ニューヨーク州独立系統運用者(NYISO)は2023年11月20日、2025年に予定されていたピーク対応発電所(高い電力需要がある時間にのみ稼働する発電所、「ピーカー」とも呼ばれる)の廃止を延期すると発表した。対象はゴワナスガス火力発電所2、3号機とナローズガス火力発電所1、2号機であり、合計発電設備容量は546.92MW。NYISOによると、電力需要の伸びと窒素酸化物(NOx)排出を抑制する州規則「peaker rule」により2025年後半から最大446MWの供給力不足が見込まれており、上記の発電所を運転延長することで供給力を確保するという。延長期間は2年間であり、その間に供給信頼度確保の手段が見つからない場合は、さらに2年間の追加延長が検討されている。
