海外電気事業短信
マレーシア:サバ・エネルギーロードマップ・マスタープラン発表
- 海外電力調査会 トップ
- 世界の電気事業の動き
- 海外電気事業短信
- マレーシア:サバ・エネルギーロードマップ・マスタープラン発表
- 2023-09-19
-
- 東南・南・中央アジア
- 環境・再エネ
サバ州エネルギー委員会(ECoS)は2023年9月19日、サバ・エネルギーロードマップ・マスタープラン2040(SE-RAMP 2040:The Sabah Energy Roadmap and Master Plan 2040)を発表した。SE-RAMP 2040は、サバ州がエネルギーの安全保障、手頃な価格、持続可能性を確保するための方針を示すもの。SE-RAMP 2040では7つの目標を達成年ごとに設定しており、まず2030年までの目標として、(1)需要家一軒当たりの平均停電時間(SAIDI)100分未満、(2)農村部の電化率100%、(3)持続可能な電力料金、を掲げている。また2035年までに、(4)バランスの取れた発電燃料ミックス(燃料の多様性指標(HHI:The Herfindhal-Hirschman Index)0.5未満)、(5)再エネ割合の容量ベース50%以上、電力量ベース30%以上を達成する目標。さらに、国家公約に沿って2040年までに(6)国家エネルギー政策2022-2040の目標達成、2050年までに(7)カーボンニュートラルの達成を目指す。SE-RAMP 2040では、十分な供給予備率の確保や新しいエネルギー源・技術の特定など、目標達成に向けた16の主要戦略も策定されている。
