海外電気事業短信
米国:Petra Nova CCUSプロジェクト、3年ぶりに運転再開
- 海外電力調査会 トップ
- 世界の電気事業の動き
- 海外電気事業短信
- 米国:Petra Nova CCUSプロジェクト、3年ぶりに運転再開
- 2023-09-13
-
- 北米
- 火力
ENEOS傘下のJX石油開発は2023年9月13日、テキサス州ヒューストン近郊にあるペトラノバ(Petra Nova)のPetra Nova CCUSプロジェクトが、同月5日に運転再開したことを発表した。Petra Nova CCUSプロジェクトは、石炭火力発電所から排出するCO2を回収してパイプラインで輸送し、原油増進回収(EOR)に利用する米国で唯一、商業的に運営する実証プロジェクトである。2020年7月以降、採算性を理由に運転を停止していたが、インフレ抑制法(IRA)のタックスクレジットにより油田・ガス田に貯留したCO2が1t当たり35ドルから60ドル請求可能になったことや原油価格など経済性が改善されたことから運転再開となった。同社によると、同プロジェクトは世界最大規模の年間約140万tのCO2回収を見込んでいる。
