海外電気事業短信

米国:CA州、需給ひっ迫対策で年内閉鎖予定のガス火力の運転継続へ

2023-08-15
  • 北米
  • 火力

カリフォルニア州水資源局(DWR)は2023年8月15日、需給ひっ迫対策として2023年内に閉鎖予定であった3カ所のガス火力発電所(計287万kW)の運転期間を2026年末まで延長することを承認した。州政府は2022年に成立した夏季の供給力確保策を盛り込んだエネルギー関連法(AB205)に伴い、異常気象などに起因する需給ひっ迫対策として「戦略的信頼性予備力(SRR:Strategic Reliability Reserve)」プログラムを創設している。DWRはSRRプログラムで追加容量を確保するため、廃止予定の既存電源(老朽ガス火力)の運転延長を可能にする権限やそれらの電源と電力購入契約を締結する権限を付与されている。なお、2022年11月時点でカリフォルニア州公益事業委員会、カリフォルニア州エネルギー委員会、カリフォルニアISOが同プログラムへの参加を条件に3発電所の運転延長を推奨する共同書簡をDWRに提出している。