海外電気事業短信

ドイツ:政府調査方式入札でRWEが4区域中3区域(153万kW)を落札

2023-08-10
  • 欧州
  • 環境・再エネ

連邦系統規制庁(BNetzA)は2023年8月10日、同年8月1日に実施された洋上風力入札(政府調査方式)の結果を報告した。同方式では開発権利に対する支払額と自然保護などの評価基準に基づいて落札者が決定される。北海における総募集容量180万kWのうち、Waterkant Energy GmbHが27万kW、RWE Renewables Offshore HoldCo Four GmbHが63万kW、Nordseecluster B GmbH(RWE)が42万kWおよび48万kWの2区域を落札した。支払額は総額7億8,400万ユーロ(約1,243億円)であった。MW当たりでは43万5,555ユーロ相当となる。同年6月に実施された事業者調査方式における支払額(最低落札額156万ユーロ/MW)より低額となったが、連邦洋上風力発電事業者協会(BWO)はまだ高額であると評価した。BWOは、支払額が比較的抑えられた理由として、落札形式や同区域の面積、立地環境、収益予測などを挙げる。なお、RWE Renewables Offshore HoldCo Four GmbHが落札した区域についてはVattenfallが介入権を保有しており、同年9月14日までの行使が認められている。