海外電気事業短信

中国:夏季のピーク需要対応、揚水発電の新規稼働を急ぐ

2023-07-05
  • 東アジア
  • 電気事業一般・経営

電力専門メディア紙は2023年7月5日、夏季のピーク需要対応で国家電網有限公司傘下の国網新能源公司が開発中の揚水発電所の運転開始を前倒していると報じた。同社の計画では6月までに8台、計240万kWの揚水発電の運開を計画していたが、実際には10台、計300万kWを運開させている。国家電網が5月に公開している今年の夏季需要想定によると、最大電力は13.7億kWに達し、前年比7%(8,000万~1億kW増)の増加を見込んでいる。また、6月に入り気温の上昇が想定よりも早く、雲南省、四川省の一部で同時期の最高気温を記録しているため、電力消費のピークが予定より早まることに備え、供給力の確保を急ぐとしている。