海外電気事業短信

米国:2023年に廃止予定の発電所の98%は石炭火力と天然ガス火力が占める

2023-02-07
  • 北米
  • 電気事業一般・経営

米国エネルギー情報局(EIA)は2023年2月7日、全米で2023年に廃止予定の総発電容量(1,560万kW)のうち、石炭火力の割合は58%(890万kW、石炭火力全体の4.5%)、天然ガス火力は40%(620万kW、天然ガス発電全体の1.3%)と報告した。米国で運転中のほとんどの石炭火力発電所は1970年代または1980年代に建設されたものである。また石炭火力は最新の天然ガス火力と再エネ(風力や太陽光)との競争環境下、廃止傾向が続いている。2015年から2020年における石炭火力の年間平均廃止容量は1,100万kWであり、2021年には一時的に560万kWに低下したものの、2022年には1,150万kWに戻った。2023年に廃止予定の天然ガス火力の大部分は、最新のコンバインドサイクル発電よりも効率が低い旧タイプである。