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英国:英国政府、EDF主導の原子力による水素製造に40万ポンドを支援
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- 2022-11-16
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- 欧州
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英国のEDFエナジー社は2022年11月16日、EDFが主導するコンソーシアムが、原子力の熱と電力により生成した水素を、アスファルトやセメント生産に活用する可能性調査の資金を英国政府から獲得した、と発表した。この「Bay Hydrogen Hub–Hydrogen4Hansonプロジェクト」には、英国「ネット・ゼロ革新ポートフォリオ」10億ポンド(約1,700億円)の中の「産業用水素促進プログラム」の一つとして、約40万ポンド(約6,700万円)の資金が拠出される。コンソーシアムには、建設資材メーカーのハンソンUK、国立原子力研究所(NNL)、ハイナミクス(EDFの低炭素水素開発事業)、クリーンエネルギー技術開発会社のCERES Power、EDF R&D、EDF Generationが参加する。同調査では、ヘイシャム原子力発電所(AGR、68万kW×2基)の熱・電力と固体酸化物(SOEC)による電気分解法、および次世代複合材貯蔵タンカーを介し提供される水素のアスファルトなどの生産における燃料利用、を実証する。また、2023~2025年までにメガワット規模での実証を将来の目標として、最初の可能性調査を行う予定。
