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EU:2030年の排出削減目標を57%へ引き上げると発表

2022-11-14
  • 欧州
  • エネルギー一般・政策

エネルギー専門紙は2022年11月14日、欧州委員会のFrans Timmermans上級副委員長がEUの2030年温室効果ガス排出削減目標を55%から57%へ引き上げると発表したと伝えた。開催中のCOP27で明らかにしたもの。ロシアのウクライナ侵攻により加盟国は価格が高騰する天然ガスから石炭へと使用する燃料を変更している。このため短期的にはEUのCO2排出量は増加することを認めつつ、Timmermans氏は「ウクライナ侵攻は化石燃料から再生可能エネルギーへの移行を加速する必要性を明らかにし、EUとして排出削減目標を強化する」と説明する。欧州委員会は2030年の排出削減目標(55%)と2035年以降、内燃機関を動力とする自動車の販売を禁止することを欧州議会と合意しており、排出削減目標引き上げの準備ができたとしている。