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米国:CA州の3大IOU、Sunnova社のマイクログリッド計画に反対
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- 2022-10-10
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- 北米
- 電気事業一般・経営
カリフォルニア(CA)州の公益事業委員会(CPUC)は2022年10月10日、住宅用太陽光メーカーのSunnova社が提案するマイクログリッド(MG)の計画に対して、CA州の3大電力(PG&E社、SDG&E社、SCE社)が反対していることを発表した。Sunnova社は2022年9月上旬、新規住宅開発(500~2,000戸)時のコミュニティMG計画に加え、電気事業者(electric micro-utilites)としての運営も認めるようCPUCへ提案している。「electric micro-utilites」とは、電気事業法(Public Utilities Code)第2780条(Section 2780)において「2,000戸未満の顧客に対してのみ単独で発電、配電、販売を行う目的で組織された電気事業者」と定義されており、該当する場合は当局の規制が緩和される。この提案に対して3大IOUは、「供給信頼度の観点から、MG化するエリアの決定にはIOUが関与するべき」と主張しているほか、コミュニティMGに関する規制の枠組みが未完成であることや、余剰電力をMG外のグリッドに供給できることから「electric micro-utilites」の定義に該当しないこと、などを理由に反対の声を挙げている。
