海外電気事業短信

米国:Ameren Missouri社、Rush Island石炭火力を2025年半ばまで運転延長へ

2022-08-22
  • 北米
  • 火力

2022年8月22日の現地報道によれば、ミズーリ州の電気事業者であるAmeren Missouriは、2022年9月1日付で廃止予定であったRush Island(119万5,000kW)を2025年半ばまで運転延長し、グリッドの信頼性を確保すると連邦エネルギー規制委員会(FERC)に申請している。ミッドコンチネントISO(MISO)管轄内において、発電所所有者は、発電設備を廃止する場合、MISOの承認を得る必要がある。また、MISOが発電施設を停止することにより信頼性に問題が生じると判断した場合は、システムサポート資源契約を締結し、発電所の稼働を継続させることができる。今回の運転延長は、同契約に基づくもので、コストは発電所の稼働により利益を得る小売事業者(LSE:Load Serving Entity)の負担となる。MISOが発行するシステムサポート資源契約(毎年更新可能)の申請書によれば、同プラントを廃止することは、電圧安定性に深刻な問題が生じ停電が連鎖するおそれがあるとしている。