海外電気事業短信
ドイツ:燃料不足により石炭火力発電所2機で出力制限の可能性
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- 2022-08-04
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- 欧州
- 火力
2022年8月4日付のエネルギー情報誌によると、大手エネルギー事業者Uniperは燃料不足により、2022年8月4日~9月7日までドイツ西部のDatteln石炭火力発電所4号機(設備容量105万kW)で出力を下げて運転する可能性を示唆した。Uniperはまた、同国中部のStaudinger石炭火力発電所5号機(設備容量51万kW)でも同様の理由により、2022年9月7日まで出力制限を行う可能性があるとしている。欧州では熱波と渇水の影響により、石炭やその他の物資輸送に重要な役割を果たしているライン河の水位が過去20年間で最低の水準に低下し、石炭火力発電所への燃料供給に支障が生じている。ライン河水運管理局によると、ドイツ中部の主要輸送拠点Kaubにおける水位は1カ月間で約60%低下し、2022年8月15日には32cmと多くの輸送船が航行不能となる40cmを下回っている。
