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英国:BEIS、2022年春実施のエネルギー関連の世論調査結果を公開

2022-06-16
  • 欧州
  • 原子力

ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)は2022年6月16日、2022年春に16歳以上の4,381人を対象に実施した、気候変動、エネルギーインフラ、省エネ・電気料金などに関する世論調査の結果を公開した。気候変動では84%が「懸念している」と回答し、2050年の脱炭素目標である「ネット・ゼロ」については90%が「認識している・聞いたことがある」と回答、そのうち49%がネット・ゼロを「理解している」と回答した。エネルギーインフラに関しては、陸上風力を地元に設置することについて43%が肯定的、12%が否定的な回答を示した(そのほかは意見無し、または設置不可能な地域に住んでいると回答)。太陽光の場合は54%が肯定的、7%が否定的な回答であった。肯定の理由としては、「持続可能なエネルギー源であるから」や「エネルギー自給率の向上につながる」という内容であり、反対理由は、景観や生態系への影響の懸念といった回答が中心となった。シェール開発については、17%が賛成、45%が反対と回答した。原子力については37%が支持、14%が反対と回答し、小型モジュール炉(SMR)の認知度については、半数以上(54%)が「聞いたことがない」と回答した。炭素回収・貯留(CCS)と水素燃料の認知度に関しては、それぞれ62%(CCS)と76%(水素)が「知っている、聞いたことがある」と回答、一方38%(CCS)と24%(水素)が「聞いたことがない」と回答した。省エネに関しては82%が「意識している」と回答、電気料金の支払いに関しては64%が「心配している」と回答した。