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米国:CA当局、今夏約130万世帯分の電力不足に至る可能性を発表

2022-05-07
  • 北米
  • 電気事業一般・経営

2022年5月7日付の現地報道等によると、カリフォルニア(CA)州当局は今夏の電力使用量がピークに達した場合、約130万世帯分の電力不足に至る可能性が高いと発表した。この電力不足は、主要な発電所1基分に相当する約170万kWと予想されており、2025年まで続くと予測されている。また当局は、猛暑や山火事に加え、太陽光発電産業に悪影響を及ぼしているサプライチェーンや規制の問題が、エネルギー供給の信頼性に影響していると述べた。CA州公益事業委員会(CPUC)の会長であるAlice Reynoldsは、「気候変動が何を引き起こすのか見通せないため、現実的な観点から分析し、最悪の事態を想定している。準備できることはすべて実施していくつもりである。」と述べている。なお、CA州では2020年8月の熱波襲来により、電力危機が発生した2001年以来の輪番停電が実施されているが、昨年は州知事による緊急事態宣言の発令等により輪番停電は回避されている。