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英国:英国送電会社(NGET)が北海沖に400万kWの海底直流送電線計画

2022-03-30
  • 欧州
  • 送配電

英国ガス・電力市場局(OFGEM)は2022年3月30日、スコットランドとイングランドを合計容量400万kWの高圧直流海底ケーブルで連系する英国送電会社(NGET)の計画について公表した。OFGEMは今後、これに対する意見聴取を行う。高圧直流海底ケーブルは英国東部の北海沖に2ルートで敷設され、一方は、スコットランドのTornessとイングランドのHawthorn Pit間を長さ約176km、容量200万kWのケーブルで連系する、もう一方はスコットランドのPeterheadとイングランドのDrax間を長さ約440km、容量200万kWのケーブルで連系するものである。この計画はそれぞれNGETとSP Energy Network、NGETとSSEN Transmissionが共同で実施し、予定どおり進捗した場合、Torness-Hawthorn Pit間は2027年、Peterhead-Drax間は2029年の運開を計画している。このスコットランドとイングランド間の送電線増強は、英国政府が掲げる2030年までに4,000万kWの洋上風力を開発する目標の実現に寄与するものと考えられている。