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米国:EIA、2021年の干ばつが米国西部の水力発電量に与えた影響を分析
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- 2022-03-30
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- 北米
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米国エネルギー情報局(EIA)は2022年3月30日、2021年に米国西部を襲った記録的な干ばつにより、カリフォルニア(CA)州や同国北西部において水の供給量が減少し、2021年の水力発電量が例年と比較して低レベルであったとの分析を発表した。EIAの分析によると、CA州における2021年の水力発電量は、10カ年平均(2011~2020年)を48%下回った。また、ワシントン州やオレゴン州などの北西部でも、2021年の水力発電量が10カ年平均を14%下回った。こうした地域では、冬季から春先に掛けての山脈への降水量や積雪量がその年の貯水量に大きな影響を与える。CA州では、同州シエラネバダ山脈への積雪量が降雪ピーク時に41%下回っていたことなどを背景に、州内貯水量第1位のShasta水力発電所の2021年発電量が10カ年平均から48%減少し、州内貯水量第2位のHyatt水力発電所が1967年の運転開始以降初めて貯水レベル低下を理由に休止するなど、州内の水力発電量が大きく減少することとなった。
