海外電気事業短信

米国:冬の嵐がカリフォルニア州北部に襲来し、35万軒以上が停電

2021-12-16
  • 北米
  • 電気事業一般・経営

2021年12月16日付の現地報道等によると、12月12~13日にかけてカリフォルニア州北部に冬の嵐が襲来し、カリフォルニア州3大私営電気事業者の一つであるパシフィック・ガス&エレクトリック(PG&E)社の供給区域内で数多くの停電が発生した。同社の供給区域の大部分が強風と豪雨に見舞われ、エルドラド郡では50cm以上の積雪が、また10の郡で風速秒間約31m、3つの郡で同45mを超える突風が観測された。15日時点で35万軒以上の復旧が完了しており、停電軒数は1万5,000軒である。なお、15日から再度嵐が襲来しており、1万5,000軒のうち、約1万1,000軒は2回目の嵐の影響によるものである。PG&E社は早期復旧のため過去30年分の暴風雨データを用いた暴風雨停電予測モデルを活用し、暴風雨の影響が最も深刻となる場所と時間を予測し、復旧要員や資機材を事前に配備している。現地報道によると停電した顧客のうち、91%以上に対して6時間以内の送電再開を完了している。