- 2025-09-30
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- オセアニア
- 環境・再エネ
エネルギー情報誌は2025年9月30日、ニューサウスウェールズ(NSW)州の送電事業者 Transgridが、同国最大規模となるグリッドフォーミングインバータ(GFM)蓄電池の調達入札を開始したと報じた。目的は「システム強度(system strength)」を確保し、100%再エネ運転に対応可能な送電網の安定性を支えることにある。Transgridは今回の入札で、2026年までに稼働予定の100万kW超のGFM蓄電池と契約する方針。さらに今後数年をかけ、合計で500万kW規模を段階的に導入する計画を示している。再エネ比率の拡大に伴い、電力系統のシステム強度確保が大きな課題となる中、同社は同期調相機に加えてGFM蓄電池を補完的に活用する考えを示している。落札した蓄電池事業者は「システム強度」の提供に加え、卸電力市場でのアービトラージや周波数調整市場での収益機会も得られる見通し。
