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チリ:データセンター向けの電力供給で、電力系統への接続が不可欠
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- 2025-09-26
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エネルギー情報サイトは2025年9月26日、チリではデータセンター(DC)向けの電力需要が見込まれる中、太陽光や風力のポテンシャルはあるものの、電力系統への接続が不可欠との見方を掲載した。AI対応によってDCの電力需要が見込まれ、太陽光と風力のハイブリッド案件も検討されるものの、1日を通じた電力の安定供給には系統接続が必要となる。チリの系統運用者CENは、DCの電力需要が2025年の325MWから2032年には1,360MWに増加すると予測しており、チリ政府関係者は2025年時点で総投資額40億ドル以上となる30件以上のプロジェクトが開発段階にあるとしている。政府は企業に対し、利用可能な容量のある変電所もしくは既設(計画中)送電線の近傍での建設を勧めている。一方、企業側はこれまで電力系統へのアクセスなどからサンティアゴ首都圏をターゲットにしてきたが、用地の利用可能性や太陽光ポテンシャルから、北部地域も視野に入れている。
