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フィリピン:大統領、新法署名で初の独立原子力規制機関「PhilATOM」設立

2025-09-25
  • 東南・南・中央アジア
  • 原子力

2025年9月25日付の報道によると、フィリピンのFerdinand R. Marcos Jr大統領が署名した新法「フィリピン原子力規制庁(PhilATOM)法」(共和国法第12305号)により、同国初の独立原子力規制機関としてPhilATOMが設立される。PhilATOMは、同国全土における原子力エネルギーおよび放射線源の安全かつ平和的な利用を監督する唯一の権限を持つ機関としての役割を担う。Sharon S. Garinエネルギー長官は「同法の成立で国内における原子力の安全かつ平和的利用を可能とする規制の枠組みが強化される。本法は国際原子力機関(IAEA)の最新基準と世界のベストプラクティスに沿った原子力規制の近代化を実現する」と述べた。また、同国はIAEA理事会の議席(任期2025~2027年)を獲得し、「同理事会への選出は、原子力の安全とセキュリティおよび平和利用に関する国際政策の形成におけるフィリピンの役割を強化する」とGarin長官は付言した。