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欧州:欧州スポット電力市場で2025年10月から取引時間単位を15分に短縮

2025-09-12
  • 欧州
  • エネルギー一般・政策

エネルギー情報誌は2025年9月12日、欧州のスポット電力市場で2025年10月1日から市場取引時間単位を従来の1時間から15分に短縮すると報じた。当初は2025年6月の実施予定だったが、システム準備の懸念から延期されていた。取引時間単位変更の背景には太陽光発電の急増(2025年末までに4億kWに到達見込み)があり、発電量の急変動(太陽光発電の急激な立ち上がりや減少)に15分単位の精度で対応可能になる。また、取引時間単位の短縮により市場効率の向上が期待されており、市場参加者が価格変動をより的確に捉えて取引機会にできる。これまで参加企業向けに2回のテストが実施され、市場参加者もシステムの準備状況を確認してきた。