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スウェーデン:Vattenfall、新規原子力発電所のSMRサプライヤーを選定

2025-08-21
  • 欧州
  • 原子力

スウェーデンの大手電力会社Vattenfallは2025年8月21日、新規原子力発電所のサプライヤーとして小型モジュール炉(SMR)を開発するGEベルノバとロールス・ロイス(R&R)を選定したことを発表した。Vattenfallはリングハルス原子力発電所のあるべーロ半島で2030年代前半に、容量150万kWの新規原子力発電所の稼働を目指しており、GEベルノバ製のBWRX-300を5基、またはR&R製SMRを3基建設する予定。Vattenfallは過去1年間、両社のSMRのほか、ウェスチングハウス、EDFの大型原子炉も検討してきたが、SMRが、スペース、人員、管理などにメリットがあり、電力コストも比較的低い値が示されたとしている。同社は現在、リングハルス1、2号機の隣接地への100万kWの発電設備の追設の可能性も検討している。今後は、資金調達とリスク分担モデルの枠組みについて政府と合意し、上述の2社との交渉に注力するという。