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米国:NuScale、2024年第4四半期の現金残高と営業収益が大幅に改善

2025-03-03
  • 北米
  • 原子力

NuScale Powerは2025年3月3日、2024年第4四半期の現金残高が4億4,670万ドル(第3四半期1億6,170万ドル)、営業収益が3,420万ドル(前年同期460万ドル)とそれぞれ大きく改善したと発表した。これは発行済ワラント(一定条件で株式を購入できる権利)の 97% が行使され2億2,770万ドルの現金が調達されたことと、ルーマニアで小型モジュール炉(SMR)「VOYGR-6」(7.7万kW×6)の建設計画を進めるRoPowerと親会社Fluorが締結しているフロントエンド・エンジニアリング設計(FEED)契約のフェーズ2が順調に進んでいるためとしている。米国原子力規制委員会へ申請済みの7.7万kWのSMR設計の標準設計承認(SDA)が2025年半ばに出される見込みの他、韓国の斗山エナビリティにモジュール6基分の鍛造品の追加発注を行い、現在同社は12基分を製造中。データセンターやAI分野の顧客と契約交渉中だが、新規契約の締結には至っていない。