海外電気事業短信
スウェーデン:13事業、合計設備容量3,200万kWの事業認可を取り消し
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- 2024-11-05
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- 欧州
- エネルギー一般・政策
エネルギー情報誌は2024年11月5日、スウェーデン政府がバルト海で計画されていた13事業の認可を、軍事上の安全保障を理由に取り消したと報じた。発電出力の合計は3,200万kWに達する。これらはバルト海の東側で計画されていたもので、ロシアの飛び地(カリーニングラード)に近い。政府は、小型船舶が洋上風力発電の近傍を航行した場合、レーダーで感知するには通常の2倍の時間を要するため、軍事上の防衛力が棄損されてしまうと説明する。しかし、風力発電事業者団体は、政府は適切な審査を行わずバルト海東側から洋上風力発電事業を締め出しており問題であると不満を表明する。デンマークやドイツでも安全保障と洋上風力発電事業の両立が課題となったが、解決策を見出したと話すデベロッパーもいるという。
