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ブラジル:40年振りに国内でのウラン鉱床の探査を再開すると発表

2024-08-21
  • 中南米
  • 原子力

ブラジル原子力産業公社(INB)は2024年8月21日、同国内で40年振りとなるウラン鉱床の探査を再開すると発表した。INBはウランの探査や採掘に関わるパートナーシップ・プログラムを立ち上げ、鉱業分野で関係する企業と協力して進めていくとしており、ウラン資源のポテンシャルがあるとされる同国で新たな調査が開始されることになるとした。INBのアダウト・セイシャス総裁は「現状では稼働するアングラ1号、2号原子力発電所で消費する燃料分を国内生産で賄えておらず、建設中のアングラ3号の完成による需要の増加を考えると、今回の調査ラウンドはいいタイミングである」と説明した。さらに、近年はウラン価格が上昇していることから、輸出という形で、この分野での成長の機会がもたらされ、国内の関連産業に付加価値を与える可能性も期待されるとした。