- 2024-08-15
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- 欧州
- 電気事業一般・経営
エネルギー情報誌は2024年8月15日、デンマークのエネルギー大手Ørstedがスウェーデン北部で建設中のeメタノール事業FlagshipONEの中止を決定したと報じた。同事業は2022年に他社から事業権益を得て最終投資判断を実施したもので2023年5月に建設開始、7万kWの水電解装置により年間5万5,000tのeメタノールを製造することを目指していた。同社は事業の投資判断を実施した際にも不確実性や事業リスクは認識していたが、市場の拡大が想定以上に遅いため、製造したeメタノールを引き渡す長期契約が締結できず事業を断念したと話している。eメタノールを燃料とする船舶の建造は増えているが、船舶を運用する船会社は通常燃料とのコスト差を懸念して長期契約には及び腰で、将来の市場拡大が見通せないことが課題となっている。
