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ドイツ:連邦政府、将来の電力市場設計に関する政策オプションを公表
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- 2024-08-03
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- 欧州
- 環境・再エネ
連邦経済・気候保護省(BMWK)は2024年8月2日、将来の電力市場設計に関する提言書「将来の電力市場のためのオプション」を公表した。連邦政府は2023年に作業部会「気候中立な電力システムに関するプラットフォーム(PKNS)」を立ち上げ、調整力となる制御可能電源と再エネへの投資を同時に実現するための市場設計に関する議論を進めてきた。本提言書はPKNSの議論の内容を取りまとめたもので、これをもとにBMWKは2024年9月6日までにパブリックコメントを実施する。連邦政府は提言書で、風力・太陽光の大量導入に対応するための政策オプションとして、(1)電力貯蔵設備と制御可能な調整電源のための容量市場の導入、(2)柔軟な電力消費を促進するための時間帯別・地域別託送料金の設定、(3)再エネ電源の建設投資に対する支援策、(4)電力網の拡張とデジタル化、を提案している。容量市場に関しては、連邦政府は集中型容量市場と分散型容量市場を組み合わせた混合型容量市場の導入を支持するとしている。
